永遠のオカマアイドル

姫川 かよ子 ママ

姫川かよ子〜その愛と孤独〜

そう、あれは幼稚園児の頃
テレビアニメでヒーローが変身する時
裸になるシーンを見て頬を薔薇色に染めて…
自分の中の女に気づいたの
 
ここで正直に告白すると・・・
初めてのエッチは高校二年の夏
バイト先の海の家に来ていた7才年上の男
 
19才で学費を稼ぐのに新宿二丁目で水商売デビュー！
さなぎだった私が夜の蝶へ羽を広げたの

そして新宿から横浜 関内へ
でも、可憐に咲いた花（支度金）に目がくらみ
関内を捨てて、今度は六本木に・・・
夜の蝶の羽は、羽ばたいてないと生きていけないでしょ
 
でも花はむしられて（俗にいう使い込みされるとか）
この花ともほどなくお別れよ
 
六本木を離れて、羽が向かった先は横浜
懐かしい花の匂いに誘われて
新横浜や横浜西口で、僅かだけど雇われママもしたわ
 
でもそんな時、銀座でバーを経営してるママから
一緒に経営しようと言われて銀座へ
 
そこも、素敵なお花畑だったのに・・・
お花畑には色々な蝶が集まっていて
中には、蝶どころか蛾（ダメ女）までいるのよ
 
嫉妬深い蛾に、私の羽はボロボロで辞めるはめになったわ
 
そこで水商売や人間関係に少しつかれちゃったから 
ご紹介いただいた昼間の仕事についてみたの
 
それこそ、ゲイ(オカマ)を偽った仮の姿で
約8年、世を忍ぶ姿で生きてきました
 
でも、関内時代から、かれこれ30年
仲良くして頂いてるマムシさんと意気投合
 
こうしてまた、自分を包み隠さず
夜の蝶として復活させて頂きました！
 
久しぶりに戻ってきた夜の世界
足りないところも多々あると思いますが
精一杯、お迎えさせて頂きますので
どうぞ、よろしくお願いいたします。